洗濯ブラザーズさん来社 『洗えない・・・』の正しい対処法

洗濯ブラザーズさん来社 『洗えない・・・』の正しい対処法

今回は横浜でクリーニング店を営みながら
全国で「正しい洗濯の方法」を広める活動をされているテレビにも出演された
洗濯ブラザーズさんが来社して下さいました。
そこで教えていただいた「洗濯のお悩み」の正しい対処法をご紹介させていただきます。

洗濯の悩み
におい、黄ばみ、洗えない・・・などがよくあるお悩みだそうです。

 

洗濯物

においには
生乾きのにおいと汗や皮脂などの汚れのにおいがあります。
どちらの「におい」にも有効な方法は

 

まず濡れた状態の時間を短くすること!

洗濯物
直ぐに洗濯できない状況の時でも
洗濯物を乾かしてから洗濯する事で大幅に「におい」が軽減されるそうです。

 

特に室内干しはにおいが発生しやすくなってしまうので
気を付けたいポイントとして
部屋の高い位置に干し扇風機やサーキュレーターなどで風を送るようにすると
洗濯物をより早く乾かすことができるそうです。

 

黄ばみには
洗剤と水をよく混ぜた物を
ブラシで黄ばみの気になる部分を優しくたたき汚れを落としていきます。
洗剤の原液を直接つける行為は黄ばみを酷くさせてしまうこともあるので
やめておきましょう。

洗えないには
洗えない素材として
再生繊維(レーヨン、シルク、キュプラなど)

 

レーヨン
肌触りがよく光沢があり、ドレープ性に優れています。
優れた通気性と吸湿性がありまとわりつきにくい。
染色液との相性がよく、いろんな色の生地を作ることができます。
水に弱く、濡れると型崩れし乾きにくくしわになりやすい。
洗濯時には縮みやすいとてもデリケートな生地です。

キュプラ
レーヨン同様
光沢、染色のしやすさ、発色性、吸湿性、静電気の発生が少ない。

シルク
シルクはとてもデリケートな素材
シミになりやすく 雨や汗はシルクの大敵です。
熱にも弱く、濡れた状態で熱を加えると変色しシミになることもあります。

 

このような理由から
以上のような洗えない素材には
『拭き洗い』が有効だそうです。

「拭き洗い」とは
中性洗剤を10ℓの水に対して2㏄で薄め洗濯水を作ります。
注意点として水と洗剤はしっかりよく混ぜましょう。
タオルを浸し固く絞って拭いていき
日陰の風通しの良いところで干します。

 

ただ弊社が取り扱うラグには上記の素材だけではなく
天然素材の麻やジュート、裏が不織布などもあります。
麻は本来水洗いすると色落ちし縮む素材ですが
薄手のタイプであれば水に濡れると強度も増すので
洗濯機の毛布洗いやおしゃれ着洗いなどの回転速度の遅いコースであれば洗濯することもできます。

ですがラグで大きいサイズとなれば洗濯できる素材の物でも
洗濯機に入らない・・・といったこともおこりますよね。

 

そこで以前のブログで「洗えるラグ」をご紹介させていただきましたが
今回は「洗えないラグ」を清潔に保つ方法を
洗濯ブラザーズさんにお伺いしとっておきの方法を教えていただきました。

それは《スチーム洗濯》という方法です。

 

スチームアイロン

まずラグ全体をブラシやほうきでブラッシングし
髪の毛や大きな汚れを取り除きます。
同時に毛足のあるラグは毛並みを整えます。
次にドライアイロンのスチーム機能やスチームアイロンどちらも
水をタンクに入れて温めます。
十分に温まったらスチームを当てていきます。
【但しドライアイロンのスチーム機能を使う場合は面全体が熱くなるため
熱に弱いシルク素材などはアイロン面が生地に当たらない様に注意して行ってください。】

 

全体にスチームを当て終わったら
日陰の風通しの良いところで乾かします。

 

スチームには脱臭・除菌・防ダニ効果があります。
またウール素材や毛足の長いラグはふんわり仕上げてくれる効果もあります。


例えば【ウール100%】
ラグマット クルー/CLEU
ラグマット クルー/CLEU

 

【レーヨン60% 綿40%】

マット カシュケナ/KASHUKENA

マット カシュケナ/KASHUKENA

 

【ジュート100%】

ラグマット スバニア/SUBANIA

ラグマット スバニア/SUBANIA

 

【ジュート50% ウール35% ポリエステル10% 綿4% レーヨン1%】

ラグマット ラーム/RAAM

ラグマット ラーム/RAAM

 

このようにRANRANには色んな素材を使ったラグがたくさんあります。「洗えない」ラグだとしても正しい対処法方法によって
お気に入りラグを少しでも長く清潔に使えたら嬉しいですよね。

是非お試しください。

 

 

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